キボウ
『フィクションでもノンフィクションでも始めます』φ(..)
舞台の仕事は楽しかった
「沖縄での素敵な時間が過ごせたよ」
「一緒に写真を撮ってもらえませんか」
なんて出待ちをされる事もあった
ワタシでも人から誉めてもらえる事があるなんて。
ワタシはもっと舞台に立てるように練習をした
ママさんはワタシより4歳下の娘『梅ちゃん』と二人暮らし
梅ちゃんはまだ高校生だけど、学校が終わると一緒に舞台に立っていた。
と、いうよりは梅ちゃんがメインのステージ構成になっていた。
ママさんは女手一つで梅ちゃんを育ててきたと、ワタシにもすごく優しくしてくれたし、梅ちゃんも年の近いワタシを姉のように慕っていた
暗い沼底のどん底に居たワタシに希望が見えた時だった
お昼は舞台の稽古をし、夕方6時から演舞、夜はママのやっている民謡クラブでお手伝いとハードな日々だけど辛くなかった。
側にはいつも息子が居た。
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